九州地方の特徴として結納品にお茶を加えます。
お茶を贈る理由として、、、
1、 お茶の木は種をまいて育てるもので、一度は移植することができますが、二度目は
ほとんど根付きません。貞女は二夫にまみえず、という教えに通じています。
2、 お茶が染めを早める働きを持つことから、婚家の家風に早く染まるように、
という意味が込められています。
3、 お茶の木は、大樹の陰であっても、やせた土地であっても、よく根を張り
生き続けます。このことから、困難に負けず、力強く暮らせるように
との願いが込められています。